貧乏貴族ノードの冒険譚１ (アース・スターノベル)

父親が正妻と愛人とともに十数人の子供をこさえ、多額の借金をする。主人公が夢と就職のために進学すると、妹の進学資金が無くなり結婚出来なくなるので、主人公が進学を諦める。子供がそこまで考えられるのかというところで、おそらく小さい時から周囲の大人に言いくるめられて来たのであろう。貴族でなければ妹は遊郭へ、自身は奴隷がわりに使い潰されといった社会なのでしょうか。やはり異世界にも真のUNICEFは必要なのでしょう。主人公は危険の付き纏う日雇いの仕事に精を出す。周りが適切な休息を取るなか、毎日のように働き、お金が無い分自分で勉強したり先輩の話を聞き、出会いと別れを経て徐々に信頼を得て、割りのいい仕事を受けられるようになります。そこで、実母から父親の稼ぎの十数倍のまとまった金が必要だと告げられます。父親と長男の稼ぎでは無理、次男は婿養子として逃亡してるといえ、なぜそこて主人公に？そして主人公は文字通り命がけのミッションに挑みます。